お礼状、挨拶状、お祝い、お見舞いなど、全ての手紙において出す時期を逃さないことが礼儀です。
例えば、お祝いの手紙は相手に一番喜んでもらえる時期に、お礼状は感謝の気持ちが一番伝わる時期に、つまり、できるだけ早い時期に送るのが良いと言えます。
しかし、たとえ旬の時期を過ぎたからといって出すことが失礼になるとは言えません。時期を過ぎた場合は、遅れたことへのお詫びの言葉を添えて送るようにしましょう。
また、お見舞いの手紙などは、基本的に知らせを聞いたらすぐに書くことが望ましいですが、状況によっては相手が落ち着いた頃を見計らって送ると良いでしょう。大変な時期に気遣いをさせないよう、また、不幸を予期していたかのような印象を与えないよう配慮することも大切です。
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手紙を送る時期の目安一覧
※下記の表は大まかな目安一覧です。「用途別マナーと文例・例文集」の各項目も参考にしてみてください。
祝い状 |
祝い事を知ったらすぐに(贈り物をする場合、贈り物だけが先に届くことのないように) |
お礼状 |
贈り物のお礼 |
できるだけその日のうちに(最低でも2~3日以内) |
お世話になったお礼 |
できるだけその日のうちに(最低でも2~3日以内) |
頼み事のお礼 |
できるだけその日のうちに(経過報告を兼ねて経過の節目毎に) |
お見舞いへのお礼状 |
ある程度体調が落ち着いてから |
依頼状 |
返事の期限や準備期間を要する場合は特に、できるだけ早く |
詫び状 |
できるだけその日のうちに(最低でも2~3日以内) |
お見舞い |
知らせを聞いたらすぐに(大変な時期に気遣いをさせたり、不幸を予期していたかのような印象を与えないよう注意) |
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