会葬礼状は、本来は葬儀の後に送るものでしたが、現在は葬儀の会場で返礼品と共に手渡されることがほとんどです。参列および厚志へのお礼を述べるとともに、葬儀の不行き届きや、書面でお礼を述べる失礼を詫びる一文を書き添えます。
行頭をそろえ、「、」「。」などの句読点も使用しません。また、時候の挨拶などの前文も省略します。
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会葬礼状@文例
文例1
故○○儀 葬儀に際しましては ご多用中にもかかわらずご会葬くださいましたうえ ご丁重なご厚志を賜り 厚く御礼申し上げます
取り込み中のこととて 十分なご挨拶もできませず 不行き届きの点も多々あったかと存じますが 何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます
早速拝眉のうえ御礼申し上げるべきところ 略儀ながら書中をもちまして ご挨拶申し上げます
令和○年○月○日
喪主 ○○○○
外 親戚一同
文例2
亡父○○の葬儀に際しましては ご繁忙中にもかかわりませず遠路ご会葬くださいましたうえ ご丁重なご弔慰を賜り 厚く御礼申し上げます
葬儀の折は混雑にとりまぎれ 至らぬ点も多々ありましたこと 何卒ご寛容のほどお願い申し上げます
ここにご厚情を深謝し 謹んで御礼申し上げますとともに 略儀 恐縮ではございますが書中をもちましてご挨拶申し上げます
令和○年○月○日
喪主 ○○○○
外 親戚一同
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