転勤の挨拶状は、転勤後1ヶ月以内には出すようにします。急な転勤ではない場合、取引先や顧客への挨拶は、転勤前に前もって通知しておくと良いでしょう。

自分の後を引き継ぐ後任者が決まっている場合は、取引先への挨拶状に後任者を記載するなど、今後もスムーズな取引ができるよう、相手や後任者を気遣うことも大切です。

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転勤のための転居通知@文例

取引先担当者、または関係者へ

謹啓 春暖の候、貴殿におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、私儀 このたび○○支店○○部勤務を命じられ、過日着任いたしました。
 ○○支店在勤中は公私にわたり格別のご指導ご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。
 新任地におきましても、誠心誠意、職務に専念いたす所存でございますので、今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜わりますよう伏してお願い申し上げます
 まずは略式ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます。

謹白 

令和○年○月○日

(勤務地、所属署名等)

(新住所、新電話番号、氏名)

知人、友人へ

拝啓 若葉萌えいづる頃、ご家族の皆様にはますますご健勝のことと拝察いたしております。
 さて、このたび○月○日付で○○勤務を命ぜられ、転勤することとなりました。
 ○○支店在職中は、公私にわたり充実した毎日を送ることができました。これもひとえに、皆様のご温情によるものと心より感謝いたしております。
 今後とも変わらぬお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
 なお、転勤に伴い居住地を左記の通り変更いたしましたので、ご面倒をおかけしますがお手元の住所録をご変更いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
 お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

敬具 

令和○年○月○日

(新住所、新電話番号、氏名)

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