出産報告の挨拶状は、親しい身内や出産祝いをいただいた方に送ります。
疎遠になっている相手や、普段交流の少ない相手へ出産報告をする場合は、送る側にそのような気持ちがなくとも「出産祝いの催促」のような印象を与え、気をつかわせてしまう可能性があるため、多くの方へ早い時期に通知することは控えた方が無難です。
通常は、出産の時期によって、「年賀状」「寒中見舞い」「暑中見舞い」と兼ねて送るのが一般的です。
出産報告の挨拶状を単独で出す場合は、産後落ち着いた頃、1~2ヶ月後を目安に送ると良いでしょう。
赤ちゃんの性別、名前、名前の由来の報告に加え、回復の状態が良い場合には、母子ともに元気な様子や親になった心境を書き添えて送ると受け取る相手も安心します。
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出産報告の通知@文例
文例1
拝啓 初夏の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、○月○日、私たち夫婦に無事第一子が誕生いたしました。体重○○グラムの元気な女の子です。
産後の経過もよく、母子ともに健やかに過ごしておりますので、どうぞご安心ください。
長女には○○という願いを込めて、○○と命名いたしました。
まだまだ未熟な私どもではございますが、今後とも、親子共々ご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
まずは書中をもちましてご報告申し上げます。
敬具
令和○年○月○日
文例2
○○様
若葉萌える好季節となりました。皆様お変わりございませんか。
さて、かねてよりご心配頂いておりましたが、○月○日午前○時○分、私ども夫婦に、無事体重○○グラムの健やかな男の子の赤ちゃんが誕生いたしました。
おかげ様で毎日すくすくと成長しております。母子ともに元気に過ごしておりますので、どうぞご安心ください。
初めての子育てに戸惑うこともありますが、夫婦で協力しあいながら親としての責任と毎日の幸せをかみしめているところです。
今後とも、どうか温かく見守ってくださいますようよろしくお願い申し上げます。
まずは書中にてご報告申し上げます。
○○(署名)
令和○年○月○日
年賀状と出産報告の兼用
年賀状の文例集をご参照ください。
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