卒業祝い・就職祝いのお礼状は、基本的に本人が書くことが礼儀です。
お祝いに対するお礼はもちろんのこと、これまでお世話になった方への感謝の気持ちも忘れずに伝えましょう。また、新生活に向けての新たな決意を述べるなど、前向きで謙虚な文面になるよう心がけます。
一社会人としての自覚を持ち、今後のご指導を願う言葉や、相手の健康を祈る言葉で締めくくります。
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卒業・就職祝いのお礼状@文例
文例1
拝啓 春光うららかな季節を迎え、○○様にはお健やかにお過ごしのことと拝察いたしております。
このたびは、私の卒業と就職に際し、お心のこもったお手紙とお祝いの品をいただきまして、誠にありがとうございました。
新生活に大いに役立て、大切に使わせていただきたいと存じます。
今後は、社会人としての自覚と責任を持ち、学生生活の中で学んだことを糧として、一意専心努力いたす覚悟でございます。
未熟な私でございますが、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のますますのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
まずは書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具
令和○年○月○日
文例2
拝啓 花便りも伝わる今日この頃、伯父様にはお元気でいらっしゃいますか。
先日は、私の卒業と就職にあたり、温かい激励のお手紙と、お心のこもったお祝いの品をいただき、本当にありがとうございました。いつも温かく見守っていてくださることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
就職後は、伯父様からいただいた激励のお言葉を胸に、お世話になった方々のご期待に添えるよう、精一杯努力していきたいと思っています。
これからも、変わらぬご指導をお願いいたします。
春雨に体を冷やしませんよう、健康にお気をつけてお過ごしください。
まずは書中にて、御礼まで。
かしこ
令和○年○月○日
文例3
前略 先日は、私の卒業と就職に際して、過分なお祝いをいただき、ありがとうございました。
早速、いただきましたお祝いで新生活に必要な○○などを購入いたしましたので、毎日の生活に是非とも役立てたいと思います。
今後は、一社会人として恥じることのないよう、精励恪勤して参りたいと思っております。
未熟な私ですが、今後とも変わらぬご指導ご助力のほど、お願い申し上げます。
花冷えの折、くれぐれもご自愛下さい。
取り急ぎ、まずはお礼まで。
草々
令和○年○月○日
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