敬老の日は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ための祝日(9月の第3月曜日)です。
人生の先輩である高齢者に敬意を表し、今後の健康と長寿を祈る言葉を添えて、祝い状にしたためます。老人扱いせず、若々しさを伝えるときは具体的に表現します。忌み言葉にも注意しましょう。
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【文例】孫から祖父母へ送る敬老の日の手紙
【文例1】祖父母へ(園児から)
おじいちゃんとおばあちゃんへ
おげんきですか?ぼくはげんきです。
ようちえんで、けいろうのひのプレゼントにしおりをつくったよ。おじいちゃんとおばあちゃんのかおをかきました。えのぐでいろをつけるのがすこしむずかしかったです。
あおいほうがおじいちゃんので、ピンクのはおばあちゃんのです。ほんをよんだときに、ほんにはさんでつかってね。
いつもおもちゃをかってくれてありがとう。あそんでくれてありがとう。
これからもげんきにながいきしてください。
またふゆやすみにあそびにいくのでまっててね。
だいすき。
○○より
へいせい○ねん○がつ○にち
【文例2】祖父母へ(小学生から)
おじいちゃん、おばあちゃん、敬老の日おめでとう。
いつもおいしいお菓子を送ってくれてありがとう。
おじいちゃんとおばあちゃんの家に行く時は一緒に遊ぶのが楽しみで、前の日はワクワクして眠れないよ。夏休みは大きなスイカを食べたり、畑でたくさんとうもろこしをとったりしてとても楽しかったです。
お正月に遊びに行く時は、おじいちゃんと羽子板をしたいです。おばあちゃんとはお餅を作って食べたいな。
楽しみにしているので、待っててね。
これからもずっとおじいちゃんとおばあちゃんと一緒に遊びたいので、元気で長生きしてね。
○○(署名)
令和○年○月○日
【文例3】祖父母へ(中学生から)
おじいちゃん、おばあちゃん、敬老の日おめでとう。
いつも僕たちのことを気にかけ、応援してくれて本当にありがとう。今年の夏休みの自由研究は、おじいちゃんのおかげで面白い実験ができ、先生からも褒められたんだ。
今日は、敬老の日のお祝いとして、お母さん(お父さん)と一緒に選んだ○○のプレゼントを別便で贈りました。手紙の方が先に届くと思うので、楽しみにしていてください。
手紙には、夏休みに撮った写真を同封したよ。
これからもずっとずっとお元気で。
おじいちゃんとおばあちゃんの幸せを家族みんなで祈っています。
今度はお正月に遊びに行くので待っていてね。
○○(署名)
令和○年○月○日
【文例4】祖父母へ(高校生から)
おじいちゃん、おばあちゃん、敬老の日おめでとう。
今年の夏はとても暑かったけれど、お変わりないですか?
9月に入ってようやく過ごしやすくなったね。
私は相変わらず部活や塾が忙しく、なかなか会いに行けなくてごめんなさい。大変な時もあるけれど、毎日充実した高校生活を送っています。
そして、いつも私のことを心配してくれてありがとう。
おじいちゃんとおばあちゃんも体には気をつけて、これからも元気でいて下さい。
近いうちに家族で必ず遊びに行くので、一緒に温泉へ行ったり、美味しいものを食べに行ったりしようね。
楽しみにしていてくれたら嬉しいです。
○○(署名)
令和○年○月○日
【文例5】祖父母へ(大学生から)
おじいちゃん、おばあちゃん、敬老の日おめでとう。
お元気ですか。僕はおかげさまで元気にしています。
大学生になり一人暮らしを始めてから、もうそろそろ半年になろうとしています。おばあちゃんが僕のために作ってくれたお弁当がとても懐かしいです。高校時代、お母さんが出張でいないとき、よく泊まりに来てお弁当を作ってくれたよね。本当にありがとう。
料理は上手じゃないけれど、今はおばあちゃんを見習って自炊を頑張りながら勉学に勤しむ毎日を過ごしています。おばあちゃんと一緒に作った餃子もときどき思い出しては作っているよ。やっぱり健康第一ですね。
おばあちゃん、体にはくれぐれも気をつけて、これからもたくさん笑って健康で幸せな日々を過ごしてください。おばあちゃんの元気な姿が見られることを楽しみにしています。
○○(署名)
令和○年○月○日
【文例6】祖父母へ(社会人から)
おじいちゃん、おばあちゃん、敬老の日おめでとう。
お久しぶりです。いかがお過ごしですか?
早いもので、社会人になって◯年目となりました。まだまだ半人前ですが、慌ただしく過ごしながらも仕事を通して成長できる機会も多く、充実した毎日を過ごしています。
また、社会に出たことで、いかに今まで家族に支えられてきたかを実感することも多く、感謝の気持ちを新たにしています。
改めて、私が幼い頃から温かく見守り支えてくれて、本当にありがとう。
今日は感謝の気持ちを込めて、ささやかながら敬老の日のプレゼントを贈りました。喜んでもらえると嬉しいです。
まだ日中は暑い日が続きますが、お身体を大切に健康第一で過ごしてね。
これからもお元気で、また会える日を楽しみにしています。
○○(署名)
令和○年○月○日
【文例7】義理の祖父母へ(夫の祖父母へ)(妻の祖父母へ)
拝啓 今年は格別に残暑が厳しく日中は暑い日が続いていますが、お元気にお過ごしですか。〇〇さんの妻(夫)の〇〇です。
おじい様おばあ様、敬老の日おめでとうございます。
遠方ゆえ、中々頻繁に顔を見せに伺うことができず申し訳ございません。寂しい思いをさせているかもしれませんが、時々いただく電話でお元気そうなお声を聴くと嬉しくなります。
いつも遠方から見守ってくださり本当にありがとうございます。
本日は、日頃の感謝の気持ちを込めて、ささやかながら敬老の日のプレゼントを贈りました。よろしければ使ってください。
季節の変わり目に体調を崩されませんようご自愛ください。
来月には〇〇さん(夫、または妻)と一緒に伺いますので、元気なお姿が見られることを楽しみにしています。
かしこ
令和○年○月○日
【文例】親へ送る敬老の日の手紙
義理の両親へ手紙を書く際は、「お義父さん」「お義母さん」と書かれることに寂しさや抵抗を感じる人もいます。
義理とはいえ、手紙ではあえて文字にせず、「お父さん」「お母さん」と書くか、抵抗がある場合は「おとうさん」「おかあさん」とひらがなで書くと良いでしょう。
【文例1】義理の両親へ
拝啓 秋風が心地よい時節となりました。皆さんお変わりございませんか。こちらも皆、おかげ様で穏やかに暮らしております。
いつも○男と○美にお心遣いをいただいて本当にありがとうございます。遠隔地ゆえ、なかなかお顔をお見せできず申し訳ありません。子供たちもとても会いたがっており、お正月の帰省を待ちきれない様子で今から楽しみにしています。
本日は、日頃の感謝の気持ちを込めて、敬老の日のプレゼントをお贈りしました。まだまだお若くご老人と呼ぶには早すぎるお二人ですが、○男と○美が心を込めて選んだ品ですので、喜んでいただければ幸いです。
夏の疲れはこの時分に出やすいとのこと、どうかお体を大切に。
お父さん、お母さんのますますのご多幸をお祈りしています。
かしこ
令和○年○月○日
【文例2】義理の両親へ(子供の手紙に添えて送る場合)
おとうさん、おかあさん
ご無沙汰しております。お元気でお過ごしでしょうか。
今日は〇子が、「敬老の日だから、じいじとばあばに手紙を書きたい!」と一生懸命手紙を書きました。まだまだひらがなもつたないものですが、心を込めて書いた手紙と似顔絵を同封します。
遠く離れて暮らしているのでなかなかお会いできませんが、最近の写真もたくさん同封しましたので、〇子の成長をぜひ見てやってください。
本日は、いつも温かく見守ってくださるおとうさんとおかあさんへ感謝の気持ちを込めて、こちらの特産品とお二人が好きな〇〇をお贈りしました。どうぞ召し上がっていただければ幸いです。
まだ日中は暑い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。
また、冬にお会いできる日を今から楽しみにしております。
○○(署名)
令和○年○月○日
【文例3】両親へ(子供の手紙に添えて送る場合)
お父さん、お母さん、お元気ですか。
今年の敬老の日は、子供達がおじいちゃんとおばあちゃんに手紙を書くと張り切っていたので、私も久しぶりに手紙を書いてみました。
最近、子供達を見ていると私も幼い頃はこんなだったかなと思うことが多々あります。幼かった頃は私も大人になればお父さんやお母さんのようになれるものだと思っていたのに、年齢を重ねるごとに二人のすごさがわかるばかりで何歳になっても追いつけそうにありません。いつまで経っても、お父さんとお母さんは私の目標です。
少しでも近づけるよう頑張るので、これからも温かく見守っていてね。
お父さんもお母さんも体には気をつけて、いつまでも元気でいてください。
いつもありがとう。
○○(署名)
令和○年○月○日
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