結婚式出席の返信ハガキを出しているにも関わらず出席できなくなった場合は、欠席に至った理由を添えてお詫びの手紙を書きましょう。

招待を受けたことへの御礼と、出席できないことを残念に思う気持ちや心から祝福する気持ちを伝え、お詫びの言葉を述べます。

不幸があった場合の欠席については、具体的な理由を書くことは控えます。「一身上の都合」「やむを得ぬ事情」などとし、喜びに満ちた相手の立場を尊重しましょう。

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結婚式欠席のお詫び@文例

文例1:改まった相手へ(事前に宛てる場合)

拝啓 清秋の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
 過日は、ご令息様のめでたき華燭の典にご招待賜り、誠にありがとうございました。お二人の晴れの門出を、心よりお慶び申し上げます。
 さて、当日は何をおいても御祝いに伺いたいと存じておりましたが、やむを得ない事情がございまして、出席できなくなってしまいました。
 ご令息様の晴れ姿を是非とも拝見したく楽しみにしておりましたが、出席が叶わず断腸の思いでございます。
 非礼は重々承知いたしておりますが、事情をご賢察の上、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
 末筆ではございますが、新郎新婦ならびにご両家の皆様のご健勝とご繁栄を、心よりお祈り申し上げます。

敬具 

令和○年○月○日

文例2:親しい相手へ(結婚式後に出す場合)

拝啓 若葉燃える好季節、○○様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
 先日の結婚式には、出席のお返事をしておきながら、急な事情で出席できず、本当に申し訳ございませんでした。
 当日はお電話にて欠席のご連絡を差し上げましたが、急な体調不良により、やむを得ず欠席させていただいた次第です。
 何をおいても参列するつもりで楽しみにしておりましたのに、大変心苦しく残念でなりません。
 失礼は承知いたしておりますが、どうか事情をご理解いただき、お許しを請いたく存じます。
 後日改めてお祝いに伺い、幸福に満ちたお二人のお顔を拝見できれば幸いです。
 末筆ながら、お二人の末永いご多幸を心よりお祈り申し上げ、まずは書中にて、お詫び申し上げます。

敬具 

令和○年○月○日

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