誕生日会は、楽しみな催しものの一つですから、その雰囲気をそのままに、親しみを込めた明るい表現をします。

親しい相手を招待する場合、堅苦しい表現がかえって相手に気を遣わせることにもなりかねません。節度ある範囲で温かい文面になるよう、プライベートの様子も織り交ぜて招待すると良いでしょう。

また、子どもの誕生日会に子供の友達や親御さんを招待する場合は、誕生日会を終える目安の時間や連絡先を書いておくと親切です。

自宅、お店などの場所を問わず、日時・場所ははっきりと書いておきましょう。

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誕生日会の案内状・招待状@文例

自分の誕生日会へ招待する場合

拝啓 さわやかな秋晴れの続く今日この頃、○○様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
 さて、来る○月○日をもちまして、私もついに○○回目の誕生日を迎えることになりました。
 この記念日に、日頃親しくお付き合いいただいている方々をお招きして、皆様と一緒に楽しく飲み語らいたく、ささやかな祝いの小宴を催したいと、ご案内申し上げる次第です。
 同日○時頃より予定いたしておりますが、ご都合の良い時間に拙宅までお起こし願えれば幸いです。
 当日お会いできますことを楽しみに、心よりお待ち申し上げております。

敬具 

令和○年○月吉日

子どもの誕生日会へ招待する場合

拝啓 木々の緑が目にしみる今日この頃、ご家族の皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
 さて、来る○月○日は、長女○子の○歳の誕生日です。
 つきましては、日頃から仲良くさせて頂いている○美ちゃんにも、一緒にお祝いをして頂けたら嬉しく思い、お招き申し上げます。
 誕生日会は、小宅にて、○月○日(○)の○時から○時までの予定でおります。ご都合がつきましたら、お母様もぜひ一緒においで下さい。
 ○子ともども、心よりお待ちいたしております。

敬具 

令和○年○月吉日

長寿の祝いを兼ねた誕生日会へ招待する場合

拝啓 花便りも伝わる今日この頃、ご家族の皆様には、その後お変わりなくお過ごしのことと存じます。
 さて、老父○○○○こと、来る○月○日をもちまして、七十七歳の喜寿を迎えることになりました。
 この日を大過なく迎えることができますのも、ひとえに日頃から暖かくご親交頂いている皆様のおかげであると、心より御礼申し上げます。
 つきましては、皆様方をお招きし、喜寿の祝いを兼ねてささやかながら誕生日の小宴を催したく存じます。
 ご多忙中、誠に恐縮ではございますが、○月○日(○)の午後○時を目安に、ぜひ拙宅へご高来いただきますよう、謹んでご案内申し上げます。

敬具 

令和○年○月吉日

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